◆書誌解題◆
33 雑記帳(中学一年頃)
書誌情報
[選手激励の歌] 25葉 200X138mm 
解題
 「蝦名先生」のイラスト(画像7)から、大正9年7月から大正13年4月まで数学教員として在職した蛯名文司教諭の授業における計算ノートを兼ねていたことが分かる。また「一三.立志 篤胤」の書込み(画像22)は、吉田弥平編『中学国文教科書』巻一(光風館 初版明治39年)と対応することから、1年次に使用したものと推定できる。同書は「明治・大正・昭和を通じて最も多く採用された教科書」とされる(井上敏夫編『国語教育史資料』第二巻 東京法令出版 昭和56年)。表紙・裏表紙ともに欠如。1枚目にある「選手激励の歌」「応援歌」は、当時、青森中学で歌われたもの(昭和5年までに14歌作られていたとされ、ここには応援歌2、7、8の歌詞が見える。※『青森高校百年史』平成15年)。計算ノートとしての利用の割合が高いが、地理、生物、国語などの科目に関わる記述もあり、落書も多い。(山口徹)