◆書誌解題◆
35 国語・漢文学習ノート(中学二年)
書誌情報
[国文 漢文 草稿帳/青中二乙 津島修治] 43葉 200X160mm 
解題
 表紙に「国文 漢文 草稿帳」とある。「国文」部分は、語句とその読み方、意味調べ。「漢文」部分は白文および訓読法。人物画など落書多数。一部、「生物」に関わると思われる頁もある。太宰の中学時代の同級生で、生涯の交わりを結んだ画家阿部合が、将来、文学の方面で才能を発揮すると目されていたのに対し、太宰は「授業中の教室でも、教科書の裏表紙やノートなどに自由奔放な絵を走り書きし、美術の世界に進む人なのか」(高木保「青森中学の同級生・太宰治と阿部合成」(『新編太宰治と青森のまち』北の街社 平成10年))と思われていたという。そうした言い伝えを裏付けるかのような資料のひとつとなっている。(山口徹)