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アーカイブ構築・公開支援

J-DACは、オンラインプラットフォームとして研究資料を配信するだけでなく、資料所蔵機関(コンテンツホルダー)によるデジタル化・公開支援など、資料の利活用を幅広くサポートします。

全国の機関がお持ちの資料、特に歴史資料は、保存・利用の観点から、デジタルアーカイブ化が求められています。情報遺産として公にするためだけでなく、日本の戦時期の資料などは、粗悪な紙の著しい劣化による消滅の危機にさらされており、一刻も早い適切な資料保存やデジタル化が課題となっています。 また、「デジタル化の経験がない」「予算の確保が難しい」「構築したアーカイブの毎年の維持費が負担」「権利処理が必要だが対応が難しい」など、資料のデジタルアーカイブ化にはさまざまな課題があります。
J-DACでは、歴史資料を後世に伝え残していくため、利用者が不自由なく資料を活用できるようにするため、丸善雄松堂がこれまで培ったノウハウで、資料に寄り添ったデジタルアーカイブ構築をお手伝いします。

J-DACのご提案

◆コストを抑えたオンライン・デジタルアーカイブ構築

①無償公開プラン

資料所蔵機関による、資料のデジタルアーカイブ化をお手伝いします。利用者に無償公開することにより、所蔵資料のより活発な利用や文化活動の活性化を促進します。またデジタルアーカイブ化は、大切な所蔵資料の原本をより望ましい環境で保存することにもつながります。J-DACのサーバー上に構築するため、費用を抑えたプランのご提案が可能です。

②有償公開プラン

J-DACでは、デジタルアーカイブ化の費用の一部または全体をカバーするプランもご提案できます。丸善雄松堂が半世紀以上、人社系研究資料を扱ってきたノウハウで、所蔵資料のニーズを検討・分析します。利用者にご負担いただいた資料利用料は、ロイヤルティとして資料所蔵機関に還元します(上図参照)。

◆資料・用途に合わせたデジタルアーカイブ制作

資料に合わせた検索システムの構築や、一次史料のメタデータ作成、高精細画像データ作成など、丸善雄松堂やグループ会社独自のプランをご提案します。「大型資料をデジタルで自由に閲覧したい」「必要最低限の機能に限定したシンプルなデータベースを作りたい」「現物に近い複製品を作っておきたい」「資料をより深く理解させる展示手法を導入したい」など、幅広いニーズにお応えします。

◆資料所蔵機関のご要望に合わせた公開レベルの設定

「資料画像の印刷・ダウンロードはさせたくない」などのご相談にも応じます。また、資料画像には資料所蔵機関名などの「電子透かし」の付与も可能です。

丸善雄松堂 アーカイブ総合支援サービス(PDF)

※丸善雄松堂では、オンラインでのデジタルアーカイブ構築以外にも、ハードディスクやDVDでのデータベース製作、保存用のマイクロフィルム製作なども承っております。

所蔵資料に関するお悩みやご要望を、まずはご相談ください。

丸善雄松堂株式会社
学術情報ソリューション事業部 ソリューション統括部
コンテンツソリューションセンター

tel: 03-6367-6099
fax: 03-6367-6184
e-mail: EL@maruzen.co.jp